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社員インタビュー PEOPLE03:運行管理 山口 一輝 営業部 係長 2017年入社 / 法学部法律学科卒

山口 一輝 山口 一輝

運行管理は司令塔です。カッコよくいえば。

法学部の卒業ですね。

実は公務員を目指していました。具体的には警察官です。ずっと剣道をやってたもので。でも、ちょっと自分には窮屈な感じがしたので民間企業への就職活動に切り替えました。タクシー会社を選んだのは、マイペースで働けるから。あとは社会のインフラを担っている点ですね。介護タクシーなど地域のお年寄りの生活を支えていることにもひかれました。

最初は乗務員でのスタートでした。

入社して4年半、乗務員でした。新卒でしたから、タクシーの経験どころか社会人経験もゼロ。道を覚えることや接客には、やっぱり苦労しました。

失敗談があれば教えてください。

ナビがついているのに道を間違えることもしばしばありました。乗務員になりたての頃、羽田空港の行き方がわからなかったときは、お客様に「なんでわからないの」と呆れられたこともありました。乗務員はプロなんだから何でも知ってると思われてるんですよね。それだけ期待されている仕事なんです。そう思って懸命に東京の道を勉強するなど、頑張りました。

山口 一輝

お客様に教わることも多かったのでは。

渋滞中は、よく抜け道を教わります。ありがたいですよ。でも、抜け道を知ってるからといって、別のお客様をお乗せしている際に勝手に走ってしまってはダメなんです。まずはお客様の了解を取らないと。「抜け道を使ってもいいですか」と聞いて、OKを頂いてから走るようにしています。

印象に残っていることはありますか。

ウェディングドレス姿のお客様をお乗せしたことがあります。結婚式のための前撮りだったんですね。成人の日に、晴れ着のお客様を会場までお乗せしたことも。こういうハレの日のお客様に出会えると、こちらまで嬉しくなります。とても幸せな気分になれますよ。

今は運行管理のお仕事ですね。

2021年の秋から運行管理を担当しています。乗務員の指導や配車の手配、出勤管理、労務管理、車両整備の管理と、毎日てんてこ舞いです!なにしろ私が所属する営業所には100台の車と170人の乗務員がいるんですから。カッコよくいえば、私はその“司令塔”ですね。

運行管理としてのやりがいは何ですか。

私たちが直接お客様と接することはありません。乗務員への指導を通じて、接客の質を向上させていくことが主な仕事です。だからお客様から「快適な接客でした」「急いでいただき助かりました」などと感謝のハガキをいただくと嬉しくなります。もちろん乗務員にもちゃんと伝えます。ちなみにお客様からのお声はいまだにハガキでいただくことが多いんです。手書きの文字を見ると、より嬉しさが増すんです。

山口 一輝

運行管理の仕事には国家資格が必要ですね。

そうなんです。だから私も乗務員をしながら勉強をしました。もともといつかは運行管理や企画営業など管理面の仕事を担当したいと思っていたので。受験料や問題集の購入費なども会社が出してくれます。学びたいという意志に対しては、当社はとても面倒見がいいのも自慢ですね。

今後はどんな運行管理になりたいですか?

一人ひとりの乗務員に対して優しい運行管理でありたいですね。タクシー会社にとって日々の売上を積み上げてくれているのは、乗務員のみなさんの頑張りなんです。だから主役である乗務員を大切にしなければなりません。特にベテランは若手のお手本になってくれてるので、感謝しています。彼らが働きやすい環境を整えていくことで、精一杯応援したいですね。

ある1日の流れ

6:00:出社、点呼等 9:00:デスクワーク 11:00:昼休み 12:00:デスクワーク 15:00:終業 15:00:退社

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